📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「What's your job?」は直接的かつ唐突で「職種・日銭を稼ぐ作業」を詮索する響きがあり、ネイティブの間では失礼・不躾に受け取られるケースが多い。
- 要点2:相手の仕事を尋ねる最も自然な標準フレーズは「What do you do?」であり、ビジネスでは「May I ask what you do?」などの洗練された表現が鉄則。
- 要点3:職業を答える際は「My job is...」ではなく、「I'm a [職業]」または「I work in / at [業界・企業]」と表現するのが自然で好印象を与える。
「What's your job」は実は失礼?相手に違和感を与える決定的な理由
【徹底比較】ネイティブが使う「職業の聞き方」とニュアンス一覧
| 英語フレーズ | 使用シーンとフォーマル度 | 直訳と実際のニュアンス | 編集部の見解・推奨度 |
|---|---|---|---|
| What do you do? | 日常会話・カジュアル〜標準 | 「普段何をされているのですか?」 | ★最推奨(全体の約85%の場面で最も無難かつ自然) |
| May I ask what you do? | ビジネス・フォーマルな初対面 | 「差し支えなければ、ご職業を伺っても?」 | ★ビジネス推奨(丁寧で教養のある好印象を与える) |
| What line of work are you in? | ネットワーキング・業界交流会 | 「どのような業界・分野でお仕事を?」 | 推奨(業種や業界をスマートに尋ねる定番) |
| What is your occupation? | 公的手続き・入国審査・書類 | 「あなたの職業は何ですか(職種区分)」 | 会話では非推奨(硬すぎて尋問のように聞こえる) |
| What's your job? | 極めて限定的(子ども向け等) | 「お前の仕事・稼ぎ口は何?」 | 非推奨(唐突で失礼に受け取られやすい) |
「What do you do?」との違い|なぜネイティブはこれを使うのか
シーン別|失礼にならない「相手の仕事の尋ね方」実践フレーズ
実際のコミュニケーションでは、場の空気感や相手との距離感に応じた使い分けが欠かせません。1. カジュアルなパーティー・日常会話
「What do you do?」に少し言葉を添えるだけで、よりフレンドリーで角の立たない響きになります。
・「So, what do you do?」(ところで、普段はどういったことをされているんですか?)
・「What do you do for fun / for work?」(お仕事は何を? 休日はどんなことを?)
2. ビジネスの商談・ネットワーキングイベント
ビジネスの場では、直接的な役職よりも「所属する業界」や「担当領域」に焦点を当てた聞き方が好まれます。
・「May I ask what you do?」(お仕事を伺ってもよろしいでしょうか?)
・「What line of work are you in?」(どのような業界でお仕事をされているのですか?)
・「What field do you specialize in?」(ご専門の分野はどちらになりますか?)
スマートに答える!英語の自己紹介・職業の返し方と例文
相手から「What do you do?」と聞かれた際、日本人が陥りがちな誤りが「My job is...」と答えてしまうパターンです。文法的に通じはするものの、こちらもやや不自然で幼い印象を与えてしまいます。基本は「I'm a [職業]」または「I work in / at [業界・会社]」で簡潔に答えるのが鉄則です。職種をダイレクトに伝える場合
・「I'm a software engineer.」(ソフトウェアエンジニアをしています)
・「I'm an accountant.」(会計士です)
・「I'm a graphic designer.」(グラフィックデザイナーをしています)
業界や企業形態で答える場合(職種を一言で言いにくい時)
・「I work in marketing.」(マーケティング業界で働いています)
・「I work in finance.」(金融関係の仕事をしています)
・「I work for an IT consulting firm.」(ITコンサルティング会社に勤めています)
・「I run my own business.」(個人で事業を営んでいます / 経営をしています)
求職中・学生・その他のステータス
・「I'm currently between jobs and looking for new opportunities.」(現在は転職活動中です)
・「I'm a full-time student majoring in economics.」(経済学専攻の学生です)
一般に知られていない盲点とネットの誤解
オンラインの英会話解説やSNS上では、「英語圏では初対面で仕事を聞くこと自体が絶対にタブーである」という極端な言説を見かけることがあります。しかし、これは半分正しく、半分は文脈を無視した誤解です。 欧米諸国、特にアメリカのビジネス文化や大都市圏のネットワーキングにおいては、挨拶の直後に「What do you do?」と尋ねるのは一般的なアイスブレイクです。問題なのは「聞くこと自体」ではなく、「どのような言葉遣いで、どのタイミングで聞くか」というマナーの設計にあります。 天気や出身地、イベントの感想といった軽いスモールトークを数往復交わした後に「So, what do you do?」と自然に移行するのが大人のエチケットです。いきなり名刺代わりに「What's your job?」と切り出すことこそが、避けるべきコミュニケーションエラーなのです。【プロの結論】コミュニケーションの成否を分ける判断基準
英語での職業のやり取りにおいて、信頼関係を築ける人と摩擦を生んでしまう人の違いは「相手のプライベート領域に対する解像度」にあります。単語一つの選択が、相手への敬意にもなれば、無遠慮な詮索にもなり得ます。相手の肩書きだけを品定めするような聞き方を避け、相手の活動全体に関心を寄せる姿勢を持つことが本質的なポイントです。
【what's your job】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「What is your occupation?」は会話で使ってはいけませんか?
A1:文法的に間違いではありませんが、日常会話やビジネスの雑談で使うのは不自然です。「Occupation」は公的書類、ビザ申請、入国審査などで使われる極めて事務的な公用語であるため、口頭で使うと「警察の事情聴取」のような堅苦しい響きを与えてしまいます。
Q2:「What's your job?」と聞かれてしまったら、どう返すのが大人の対応ですか?
A2:相手が悪気なく質問してきた場合は、特に目くじらを立てる必要はありません。通常の「I'm an engineer.」や「I work in sales.」と自然体で返し、その後に「How about you?(あなたはどうですか?)」と会話をラリーさせれば問題ありません。
Q3:まだ具体的な職業についていない場合、どう答えればスマートですか?
A3:無理に職名を繕う必要はありません。「I'm studying marketing right now.(今はマーケティングを学んでいます)」や「I'm taking some time to explore new career paths.(次のキャリアを模索している期間です)」など、前向きな現在進行形の取り組みを伝えると非常に好印象です。 (出典: whats your job(Yahoo!ニュース))